【フィリピン 予防接種率が低下】

フィリピンには現在、「ゼロドーズ児童」(定期予防接種を一度も受けていない子ども)が約100万人います。
この数は世界で5番目に多い水準です。
フィリピンの定期予防接種率は2019年の75%から2021年には57%まで低下しました。
多くの専門家は、現在のワクチン不信の始まりを2016~2017年のデングワクチン(Dengvaxia)問題にあると考えています。
Sanofiが開発したDengvaxiaは、世界初のデング熱ワクチンとして期待されました。
2016年、フィリピン政府は約80万人以上の小学生を対象に、大規模な接種プログラムを開始しました。
しかし2017年、Sanofiは新たな分析結果を発表し、過去にデング熱に感染したことがない人(デング未感染者)に接種すると、その後デング熱に感染した際に重症化するリスクが高まる可能性があると警告しました。
その結果、
はしか
ポリオ
百日咳
など、通常の小児予防接種全体への信頼が低下しました。










