【フィリピン、国際タバコ規制会議で成果と課題を報告】

ジュネーブで開催されたWHOタバコ規制枠組条約（FCTC）第11回締約国会議（COP11）において、フィリピン代表団を率いるカルロス・ソレッタ国連常駐代表が声明を発表した。

フィリピンは近年のタバコ対策で大きな成果を上げており、2024年のシンタックス（罪税）収入は約51.6億USDに達し、その6割以上が医療プログラムに使われている。

また、成人喫煙率も最新のWHO調査で18.3％まで低下し、女性は3.6％と大きく改善した。

一方で、タバコ産業が今なお地域社会を支えている現状や、不正取引が健康および財政面で悪影響をもたらしている点を課題として挙げ、社会的・経済的に持続可能な移行の必要性を訴えた

参考元

https://dfa.gov.ph/dfa-news/news-from-our-foreign-service-postsupdate/37424-philippines-highlights-achievements-challenges-at-international-tobacco-control-conference