日本ゆかりの24歳・ユーロが快挙 フィリピン男子初の金/体操
パリ五輪第9日・体操で日本にゆかりのある24歳のユーロが、2019年世界選手権に続いて得意種目の床運動で頂点に立った。
高難度の跳躍を次々と決め、全競技通じてフィリピン男子初の金メダル。フロアに座り込み、感涙に震えた。
16年に来日して22年には帝京大に入学。日本オリンピック委員会(JOC)の支援も受けて技術を磨いてきた。
昨年5月に母国に戻り、目指してきた2度目の五輪。徳洲会でチームメートだった今大会2冠の岡らと健闘を誓い合い「メダルを取りたい」との決意を結実させた。
フィリピンのメダリストはランキングに応じて報酬を受け取ることになっている
金メダル:1,000万ペソ
銀メダル:500万ペソ
銅メダル:200万ペソ
この他、オリンピック委員会はメダリストに土地や家を与える約束もしている