フィリピン冷凍食品市場の夜明け、味の素挑む中間層開拓 | フィリピン就職のことならGENSAI|無料フィリピン就職相談

フィリピン冷凍食品市場の夜明け、味の素挑む中間層開拓

フィリピン冷凍食品市場の夜明け、味の素挑む中間層開拓

 

味の素グループにとって東南アジア諸国連合(ASEAN)地域は重要な拠点だ。タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンの4カ国はブラジルと並び世界の5大拠点に位置づけられている。

2023年3月期に味の素の調味料・食品事業のうち、家庭向けの売上高は世界全体で5893億円。このうち53%をアジアが占めた

主力商品であるうま味調味料の味の素はタイやフィリピン、ベトナム、インドネシアでいずれもシェアトップ

フィリピンでは、「クリスピーフライ」と「テイスティーボーイ」という2種類の唐揚げ粉も販売しているが、両者で市場をほぼ独占している。

調味料分野以外では、黎明期の冷凍食品市場に味の素が投入したのはギョーザと唐揚げ。中でも本命は定番商品のギョーザだ。

フィリピン味の素の冷凍食品担当はこれまで2人だったが、今年4月からは80人体制と大幅に増員。国内に27カ所ある全ての営業所に冷凍食品担当を置いた