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フィリピン 日給100Pの賃上げを検討

フィリピン 日給100Pの賃上げを検討

 

フィリピンの上院で日給100Pの賃上げが審議されている。

以前、下院では150~350Pの賃上げについて審議されていたが、金額的な面で折り合いが難しく審議は流れていた。ここにきて上院での審議にあわせて下院でも再び労働者の手取り給与を向上させる方法について再検討をする動きが出ている

副議長のレイモンド・メンドーサが提出した一律150Pの賃金増加を求める提案も検討対象とのこと

一方で上院の100Pの賃上げが承認された場合、国内の中小企業で大規模な解雇やビジネスの閉鎖につながり、特に2020年のパンデミックによる不況の後で回復中の国の経済にとってさらに悪化する可能性があると述べる下院議員もいる

バリサカン国家経済開発庁長官は100Pの賃上げが承認された場合、失業者数が30万人にのぼる可能性があるとも述べた