元フィリピン大統領ドゥテルテ氏、ICCが保釈を却下 | フィリピン就職のことならGENSAI|無料フィリピン就職相談

元フィリピン大統領ドゥテルテ氏、ICCが保釈を却下

元フィリピン大統領ドゥテルテ氏、ICCが保釈を却下

オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)は10月10日、拘束中のロドリゴ・ドゥテルテ前フィリピン大統領の釈放請求を棄却した。

裁判官らは「逃亡の恐れが高く、自由の身となれば証人を威嚇する可能性がある」と判断した。

ドゥテルテ氏は在任中の「麻薬撲滅戦争」で数千人が殺害されたとされ、人道に対する罪で起訴されている。

弁護側は、80歳の同氏が衰弱し認知機能が低下しているとして人道的理由による釈放を求めたが、裁判所は「元大統領として政治的コネクションを有し、逃亡を助ける手段を持つ」と指摘した。

人権団体や犠牲者遺族団体はこの決定を「正義と説明責任の勝利」と歓迎し、「国家元首であっても法の上に立つ者はいない」と声明を出した。

参考元

https://abcnews.go.com/International/wireStory/icc-judges-decline-release-former-philippine-president-rodrigo-126393541