9月までに1キロ20ペソの米が1400万の貧困世帯に届く予定
政府の補助米制度「Kadiwa ng Pangulo」が、2025年9月までに1キロ20ペソの米を全国の1400万世帯に届ける目標で拡大実施される。
対象は高齢者、障がい者、ひとり親などの脆弱層で、1世帯あたり月30キロまで購入可能。
マルコス大統領は、米の密輸に一部の政府関係者が関与していたことを明かした。彼の就任初期に掲げた「1キロ20ペソの米」販売が遅れた背景には、この密輸行為や買い占めによる価格操作があったという
5月に再開されたこのプログラムは、まず全国34か所で展開され、第2段階でミンダナオ貧困地域へ、9月からはさらに他地域へと拡大する予定。
国家食糧庁は米の備蓄が十分にあるとし、供給は2025年末まで持続可能と見込む。プログラムは2028年6月まで継続予定で、最終的には6000万人の国民が恩恵を受ける見込みである。
参考元:
https://tribune.net.ph/2025/05/22/p20-rice-to-reach-14m-poor-families-by-september