静岡銀と山梨中銀など、フィリピン富裕層向け観光プラン
静岡銀行と山梨中央銀行などは、フィリピンの富裕層を富士山周辺など静岡・山梨両県に誘客する観光プランの販売を始めた。
同国金融大手BDOユニバンクの顧客向けで、平均価格帯は1人20万〜30万円。両県の観光産業の底上げを図り、地域経済の活性化につなげる。
旅行会社ワールドジョイントコーポレーションジャパン(東京・中央)の専用サイトを通じて販売する。静銀と業務提携するBDOのクレジット・デビットカード会員が対象。
羽田空港などからガイド付き専用車で移動し、両県の観光地を巡る2〜7泊の高付加価値型プランを提案する。BDOが公式SNSなどでカード会員にPRする。
2024年の訪日客は過去最高を更新する一方、宿泊地は東京や京都など三大都市圏に集中する。連携して両県での長期滞在を促し、消費拡大をめざす。
参考元 :
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC099F10Z00C25A1000000/