IMF、2024年・2025年のフィリピン成長見通しを維持
国際通貨基金(IMF)は、昨日発表された『世界経済見通し』(WEO)において、フィリピンの国内総生産(GDP)成長率予測を5.8%のまま据え置いた。
IMFの予測では、フィリピンの成長率は地域内で最も高い水準の一つであり、6.1%のベトナムに次ぐ。今年、フィリピンの成長率はインドネシア、タイ、マレーシア、さらには中国をも上回る見通し。
また、IMFは2025年の成長率も6.1%と予測し続けているが、これは政府経済チームが掲げる6.5〜7.5%の目標を下回る。
IMFは、フィリピンのインフレ率も変更せず、2024年は3.3%、2025年には3.0%に緩和するとしている。
最新データでは、9月のインフレ率は1.9%と4年以上ぶりの低水準となり、中央銀行の予想をも下回った。
参考元:
https://www.philstar.com/business/2024/10/23/2394500/imf-retains-philippines-growth-outlook-2024-2025