フィリピン副大統領が教育相を辞任 父ドゥテルテ氏、政権と対立
フィリピンのサラ・ドゥテルテ副大統領は19日、兼任している教育相を7月19日付で辞任すると発表した。
大統領府によると、マルコス大統領は辞任を受け入れた。副大統領職は続けるが、共産主義勢力との武力紛争終結に向けた国家タスクフォース副議長からも退くという。
サラ氏はドゥテルテ前大統領の長女。2022年にマルコス氏とタッグを組み当選したが、今年初めごろからマルコス、ドゥテルテ両家の間に亀裂が生じていた。
辞任の理由は明らかにしていない
19日にマルコス氏と面会し、辞任の意向を伝えた。辞任に際し、30日間の移行期間を設けたとしている。