フィリピン 広がる離婚合法化への声

 

世界の中で離婚が禁止されている国はバチカンを除けばフィリピンのみとなっている

かつてはマルタ共和国も離婚を禁止していたが、国民投票の結果2011年から離婚が合法化されたフィリピンでは結婚の無効化(annulment)が存在するが、高額な法的費用と多大な手続きのため、多くの人にとって事実上不可能となっている

手続きには概ね1~2年の年月を要し、費用も20~30万P以上かかるケースが多く、ほとんどのフィリピン人が無効化を諦めている現状がある

離婚を違法にすることは、虐待する配偶者が子供たちの共同親権を保持し、片方の配偶者の資産に対する共有権を持つことを意味する

また、虐待的な結婚生活に閉じ込められた人が精神的なトラウマを受けることも意味すると述べられている

近年🇵🇭では離婚制度を支持する人が増加し、離婚を合法化することがこれまでになく近づいている