フィリピン ビッグマック指数マイナス49.4
各国で販売されるビッグマックの価格を元に割り出す「ビッグマック指数」は絶対的購買力平価の分かりやすい指標の1つとされる
2023年7月現在、ビッグマックの価格は米国では5.58ドルであるのに対し、フィリピンでは155ペソ(2.82ドル)である。つまりペソは49.4%割安ということになる
スイス…プラス38.5
韓国…マイナス25.9
タイ…マイナス33.0
日本…マイナス43.2
フィリピン…マイナス49.4
2000年には、日本のランキングは5位だったが、約20年で大きく順位を落としている
つまり日本やフィリピンは世界から見て物価が安く、裏を返せば購買力が低いことを示している
購買力が低いと商品を供給する企業の利益はそれだけ押し下げられ、賃上げの余力をそがれることにもつながる