フィリピン 日本の看護師を目指す人の面接会 応募は過去最少
日本で看護師として働くことを目指す人たちを対象にした面接会がフィリピンで4年ぶりに開かれたが、応募者は過去最少の17人にとどまり、医療人材をめぐる国際的な獲得競争の厳しさを示す形となった。
フィリピンでは、賃金の低さなどを理由に看護師の資格を持つ人のおよそ3分の1が国外で働いている
しかしコロナ禍を機に、欧米を中心に医療人材の獲得競争が激しくなる中、日本は円安による収入の目減りやことばの壁などが影響したとみられる
10年ほど前からフィリピン人看護師を受け入れていて、今回も会場で事業説明にあたった医療法人の採用担当者は、「応募者が非常に少なく衝撃を受けた」と話していた。