フィリピン就職では「待遇」確認が重要

フィリピン就職では「待遇」確認が重要

最近、「フィリピンで就職をしたい」という方からのお問合わせが増えています。

フィリピンは東南アジアの中でトップクラスの経済成長を遂げつつあります。HSBCが発表したレポートによると、2050年にはフィリピンは世界のGDPランキングで16位になると予想されています。
そのような経済的なポテンシャルを理由に、日本企業を含む各国の企業が毎年数多く進出してきています。

今回はそんなフィリピンで就職活動をする際に、「待遇」に関して押さえておきたいポイントを幾つかご紹介いたします。

就職活動において企業と面談などをした際に給与額の提示を受けますが、最低限以下の点は確認されることをお勧めいたします。

1.給与額がグロスかネットか

フィリピンでは、給料を提示される際にグロス(額面)かネット(手取り)かを必ず確認する必要があります。
なぜならフィリピンで働く現地採用者の場合、ほとんどが高額所得者になるため最高税率(32%)の所得税がかかるからです。

たとえばグロス8万ペソとネット8万ペソでは、実際には約25000ペソ(現在のレートでは約57000円)も差があることになります。必ず給料提示を受けた際は、グロスかネットかを確認しましょう

2.家賃補助

現地採用の方は、マカティやボニファシオ、オルティガスなどといったビジネスエリア街に住まれる方が多いと思います。こういったエリアにはハイクラスのコンドミニアム(プールやジム付き)がたくさんあり、家賃も35000円から50000円くらいのものが多いので日本人現地採用者の多くが住まれています。

フィリピンではこういった高級コンドに、日本と比べると破格の家賃で住むことができるのですが(たとえば日本の首都圏で、プール付き、ジム付きのコンドに住もうと思えば数十万円の家賃がかかります)、それでも月35000円から50000円くらいの出費になります。

一方、会社が家賃補助(一部補助や会社が借り上げているコンドに無料で住ませてもらうことができる)を出してくれる場合もありますので、その点も確認しましょう


3.交通費

上記のようなビジネス街にコンドを借りる場合、会社から徒歩圏内のところに住まれる方が多いです。けれども会社まで車で20~30分離れているようなところに住む場合は、タクシーやウーバーなどで出勤されている方もいます。フィリピンではタクシーの初乗り運賃は約100円ですので日本と比べるとかなり安いと言えますが、毎日の積み重ねとなると侮れない金額になります。

一方、会社が社用車とドライバーを付けてくれるケースが多いのも事実です。社用車があれば交通費が全くかかりませんので、その点も確認が必要です。

4.医療保険

フィリピンで働く場合、万一に備えて医療保険に入られる方が多いです。日本の健康保険を継続されている方もいますが、この場合はフィリピンでまず全額を支払い、日本に戻ってから7割返金の手続きをしないといけないので、長期滞在者の場合にはやや不便と言えます。

フィリピンで働く被雇用者が加入できる現地の公的保険(Philhealth)もありますが、保障内容が日本と比べるとかなり劣りますので、これだけでは不安かもしれません。

最も保障内容が厚いのが日本で加入できる海外保険(現地で就労する人用)ですが、毎月の掛け金が1万円を超えてきますので出費がかさんでしまいます。
その他、現地で加入できる民間の保険で保証内容が厚いもの(たとえばパシフィッククロスなどはお薦めです)もあります。日本の海外保険よりも安く、医療保障も充実しているので一つの選択肢となります。

会社がこういった民間の保険を福利厚生として付けてくれる場合もありますので、確認してみて下さい。

5.13ヶ月ボーナス

フィリピンではクリスマスの時期に13ヶ月ボーナスとして一ヶ月分の給料を支給してくれる会社が多いです。給料の総額に加え、こういったボーナスも支給されるかどうかを確認することが大切です

6.その他

上記の他に、数としては少ないですが食事手当を付けてくれる会社があったり、また年に1回の帰国手当(航空券の支給)があるような会社もあります。会社によって福利厚生は様々ですが、入社後のトラブルにつながらないよう、事前にこういった情報を得ておくことはとても大切です。

もしみなさんがフィリピンで就職を希望される場合、ぜひGENSAI Career Consulting Corpにご相談下さい。弊社は政府認可のPRPA(人材紹介会社)で、登録、相談、案件紹介などはすべて無料で行っております。

また、個人では上記の待遇面などを会社側に尋ねにくい場合もあるかと思いますが、そういった情報収集などのサポートもさせていただきますので、お気軽にご相談下さい。